内容量:ほだ木長さ50cm程度、重量5Kg
お届け時期:周年(積雪期を除く)。
採取地:北海道、農薬は使用しておりません。
【榎茸】キシメジ科エノキタケ属のキノコで、ユキノシタ、ナメススキといった別名の他にも「ゆきわりたけ、あしぐろなめこ、たもきのこ、なめらった、ふゆたけ、 やなぎもたし、ゆきもだし、やなぎたけ、ゆきなべ、 ゆきのしたたけ、ゆきわりたけ、よのみたけ、あまだれ、ゆきもたせ、かんだけ」といった非常に多くの地方名があります。
英語名「ウインターマッシュルーム」地方名「ユキノシタ」が表す通り、寒さに強く雪の中でも発生することのあるキノコです。
また米名「ビロードフット」が表す様に軸の茶色くなった部分はビロードの様にも見え、
中は中空になっています。
木材から栄養を採る木材腐朽菌です。
エノキ(榎)に多く発生することからこの名がありますが、
各種の広葉樹の枯れ木や切り株に発生します。
同じ科の仲間にはナラタケ(ボリボリ)やマツタケがあり出汁の良く出るかなりポピュラーなキノコです。
保存する場合は茹でて冷凍又は塩蔵して下さい。
主に秋に出るキノコですが、少量なら5月〜6月にも出ることがあります。
晩秋に発生したものは冬越しし、融けた「雪の下」から顔を覗かせます。
なかなかの忍耐力を持ったキノコです。
栽培品はナメタケ・エノキの名で売られていますが、いわゆるモヤシ状態で育てられていますので天然物とはかなり違いなかなかに濃い味です。
お手元にと届きましたらほだ木の周りに広葉樹の原木を配置して菌糸を増殖させて下さい。
早い収穫には木が腐りやすい柳類が向いています。
【ご注意1】
生のエノキタケには、強心作用・溶血作用(O型赤血球の破壊)を引き起こす「フラムトキシン」が含まれています。生食はしないで下さい。
一般的キノコ類は同様、熱を通した方がより美味しくなります。
熱を通して美味しく召し上がって下さい。
(フラムトキシンは蛋白質なので、加熱すると分解します。)
【ご注意2】
成長の早い段階で傘が開いてしまうので、ヒダの間に小さな虫が入り込んでしまいます。
下拵えとしての虫出し(塩水に浸けて、虫を出す)は必ず行って下さい。
【ご注意3】
掲載の写真は天然のエノキタケの群生の模様です。
同様の発生・収穫を保証するものではありません。
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百科事典で調べる⇒エノキタケ 木材腐朽菌
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