【道外の会員様向けの商品です。】
内容量:200g、規格:生・未洗浄、傘が余り開いていないものを選別。
お届け時期:8月下旬〜10月上旬(主として9月末)。
【花猪口】イグチ科ヌメリイグチ属、和名はハナイグチです。
北海道にでは「ラクヨウ(ラクヨウキノコ)」と呼ばれています。
カラマツ(針葉樹なのに落葉する為「ラクヨウ」と呼ばれています。)の林にのみ生える人気のキノコです。
ジコボウ・リコボウ・ラクヨウモタセ等色々な地方名を持ち、親しまれているキノコです。
唐松の根に菌根を形成するので生えている場所が限定され、特徴がはっきりしていて初心者でも判別が容易です。
なので、北海道のキノコ狩では一番人気のキノコです。
かさの表面は「なめこ」同様ゼラチン質の粘液に覆われていて、ツルツルした喉越しと温和な味には熱狂的なファンが沢山います。
小ぶりのものを茹でて醤油に漬けた「醤油漬け」は当店のお奨めレシピです。
定番はなんといっても味噌汁の具。温和な味とツルツル感はお味噌に良く合います。
(ご注意)
入荷時期が不安定で出荷調整も出来ない為、順次発送致します。
他商品と一緒にご注文戴いても同梱できないケースがあり、
別途送料がかかる場合が往々にしてあります。
【掲載の写真の分量は100gです。】
【蛇足】
北海道ではラクヨウ=ハナイグチで、他の茸類シロヌメリイグチ(ほとんど利用されてませんが食用)等を含みません。
ジコボウ/リコボウがイグチ科ヌメリイグチ属の総称(主としてヌメリイグチ)として利用されている事情とは異なっています。
またカラマツは北海道には自生しておらず、全ては植林されたものです。
いわゆる「人工林」に生えたハナイグチを天然と称する事の是非はともかく、ほとんどの北海道人はカラマツが自生していない事実すら認識しておらず、人工培養できないハナイグチを「天然」以外の呼び方をする方は皆無なので、勝手に出てきたのだから「天然」と呼んで良いのではと弊店は解釈しています。
【蛇足の蛇足】
御自身で落葉キノコを採りに行かれる方は、上の画像を見て「何じゃコリャ!」と感じる事と思います。確かにそうですよネ。上の画像では美味しさは伝わっていません。
ラクヨウがラクヨウらしく、ググッと引き付けられ生唾を飲み込む程に『美味しく』感じられるのは・・・傘の裏側の鮮やかな黄色を目にした時です。私ですらそうです。
しかし、残念ながら・・・あの鮮やかな黄色はチルドでお届けしても半日持ちません。
(もっというと、大体は午前中に採って午後便の発送なので発送時点で黄色じゃありません。)
そういった事情でアエテこの色の画像なのですが・・(トホホ)見栄えは悪い。
「何でこんなちっこいキノコばっか載せてるんだ?」のお答えも同じ理由で、直径20cmの大物は勿論10cm程度の傘の開いたものでも1日半で周囲が融け始めてしまいます。
翌日に届くお客さまであれば何とかなるのですが・・・大変残念です。
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近年の状況 豊凶に差が有り、人的要因により収穫量に差の出るキノコです。
人気が高くて採取地も限られる為、慢性的に収穫量は不足しています。
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百科事典で調べる⇒ ハナイグチ(落葉キノコ) カラマツ(唐松)
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