内容量：挿し木苗、１本
規格：両性株、長さ１５センチ程度・蔓の径不問。
お届け時期：４月上旬〜積雪迄。
生産地：北海道、農薬・化学肥料は使用していません。
【木天寥/夏梅】
ネコズル・ナツウメとも呼ばれています。
日本全国の山林に分布するマタタビ科マタタビ属の雌雄異株のつる性木本です。
サルナシ（こくわ）やキウイも同じ科の仲間です。「雄花を付ける雄株」「おしべとめしべを持つ両性花を付ける両性株」「めしべのみで花弁とおしべの無い雌花を付ける雌株」があり、実は両性株・雌株に実ります。
自家和合性が有り、両性花の花粉でも虫媒による受粉は可能ですが、両性花の花粉には発芽能力に欠けるニセ花粉が多く含まれる為、結実数・結実した実の重量共に雄花V/S両性花・雌花にによって受粉した場合に比較しかなり低下します。
お届け品は実がなったものの枝を切り挿し木した育成品です。
６月後半、葉の先端又は全体が白く変わりとても緑に映える植物です。
自然環境下では３〜４ｍ程度から結実しています。
名前の由来は、「疲れた旅人がこの実を食べ、また旅が続けられた。」のでこの名が付いたとか、アイヌ語「マタ・タムプ」がなまったとかいわれています。
未熟な実は果実酒、完熟した実は生食出来ます。
未熟なマタタビの実には「表現し難い辛さ」があり（黒松内ではヘラ辛いと表現してます）
生食には全く向いていません。勇気のある方は挑戦してネ （~Q~；；）なんじゃこりゃ〜！
生薬【木天寥（もくてんりょう）】の原料として珍重されるのは、虫こぶの出来た実（虫癭果：ちゅうえいか）で、まだ実が小さい内にアブラムシ類に産卵された事により変形します。虫コブのない正常な実は天木実（てんもくじつ）と区別して呼ぶ様です。
若芽・若い茎は塩茹でして水に晒し、お浸しや和え物または生のまま天ぷらに出来ます。
苗は農薬を一切使用していない自然環境下で育成しています。
繁殖力の旺盛な植物で、定着後は１年でかなりの枝を出します。
自分自身の枝で日陰になった部分の枝は枯れ２〜３年で更新して行きます。
かなり繁茂しますので屋内・室内での栽培が可能なのは当初のみです。
（ご注意）
蔓・葉・実にネコ科の動物を惹きつける成分（マタタビラクトン・アクチニジン）が含まれています。子猫より成体、雌より雄がより強く引かれると言われていますが、全く興味を示さない個体もいます。
常習性はないが神経を麻痺させる作用があり、頻繁.・多量にあげると希に死亡する場合があります。
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挿し木苗の本数を増やしていますので状況は改善しています。
【近年の状況】 在庫はやや不足気味ですが、改善方向に向いています。
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百科事典で調べる⇒ マタタビ ミヤママタタビ
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