内容量：球根５球、規格：直径5ｃｍ以上、お届け時期：4月上旬〜積雪迄。
生産地：北海道、農薬・化学肥料は使用していません。
【大姥百合】本州中部以北・北海道に分布するユリ科ウバユリ属の１回繁殖型の多年草です。
本州中部以南に分布するウバユリとは明らかな大きさの違いがありますが、遺伝的な差異が小さく・分布境界の周辺地域では中間的な固体も存在する為、「同種」とする説もあります。
草丈は1.5〜2.0ｍ（稀に2.5ｍ程）と大型で、７〜８月頃に長さ１０〜１５cm程の花を多数（数個〜十数個）咲かせます。
ほんのり優しい香りは、やはり百合の仲間であること思い起こさせてくれます。
花が咲く頃から葉が枯れ始めるので「葉＝歯が無い⇒姥」の百合という冗談みたいな名前の由来ですが、「葉が無い」訳ではないので、「匂いが老婆の体臭に似るから」との異説もある様です。
かな〜り失礼な名前ですね。全国の熟女の皆さまの声を代弁して一言。
「（｀Δ´）なんだとー！ 歯の無い臭い爺さんもおるわっ！！」
秋になると俵型のさやが開き大量の種を飛ばします。
さやの形が面白いので、花自体より開花後の枯れた茎をドライフラワーや生け花に利用します。
自然環境下では種が育ち開花するまで６〜８年程の期間がかかり、開花後親の球根は２〜３個の小鱗茎（直径1ｃｍ程度）を残して枯れてしまいます。
残された鱗茎は翌年以降葉のみ出して成長を続け、葉の枚数が４〜７枚程に増える４〜５年後にまた開花します。
若芽を良く茹でて十分水に晒し、お浸しや和え物して食べます。
鱗茎は１枚ずつ剥がして塩茹でし、和え物や煮物にしたり、つぶして団子やキントン風にして食べれます。
関東・中部以西、四国、九州に分布するウバユリも同様に食べれます。
（ご注意）北方系の植物です。
本州中部以南での栽培には適して居りません。
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実生・株分けによる育成は順調です。
【近年の状況】 在庫には問題ありません。
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百科事典で調べる⇒ オオウバユリ ウバユリ
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※関連情報を弊店ブログで紹介しています。⇒北の山菜ブログ【西熱郛の植物】オオウバユリ
