内容量：5株、規格：開花期待サイズ（保証無し）
お届け時期：4月中旬〜積雪迄（繁茂期はお待ち頂く場合も有ります）。
生産地：北海道、農薬・化学肥料は使用していません。
エゾカンゾウ【蝦夷萓草】・エゾゼンテイカ【蝦夷禅庭花】・
ゼンテイカ【禅庭花】・ニッコウキスゲ【日光黄萓】・その他
本州中部以北・北海道に分布するユリ科ワスレナグサ属の多年草です。
様々な名前で呼ばれており分類も混乱している様ですが、
学術的な同定は不問とさせて戴きます。
全国的には「ニッコウキスゲ」の名前が最も有名ですが、
北海道人としてはちょっと悲しいです。
北海道では単にカンゾウ【萓草】と呼ばれる事が多いですが、
生薬に配合される事の多い甘草（カンゾウ）とは全く異なる植物です。
日当たりの良い湿地を好みますが、意外と乾燥に耐え繁殖力が強く、庭でも簡単に増えます。
全体の草丈は50〜80cm程度ですが、高いのは花茎のみで葉の部分は40ｃｍ程度です。
花弁6枚で大きさ10ｃｍ程ラッパ状の花を複数個咲かせます。
朝に開花し夕方にはしぼんでしまう一日花ですが、複数が上から順番に咲く為、比較的花期の長い植物です。
黒松内での花期は６月上旬〜下旬頃で、２枚目の画像は2014年6月12日に歌才湿原で撮ったものです。
歌才湿原は2万4千年前の氷河期から続く約10ｍの厚さのピートモスが堆積する高層湿原で、道内でも最古のクラスの湿原です。
湿原のど真ん中を国道5号線が走っていて、道路脇でこんな光景が見られます。
若芽を軽く茹でて水に晒し、お浸しや和え物・天ぷらにして食べれます。
甘味のあるシャッキとした味が楽しめます。
花は軽く茹でてから酢の物や和え物天ぷらにして食べます。
カンゾウ類の花（つぼみ）を蒸して乾燥させたのが「金針菜」と呼ばれる中華食材で、スープ等に利用されます。
観賞用としてもお奨めです。
（ご注意）
北方系の植物です。
本州中部以南での栽培にはあまり適して居りません。
栽培地に対する適正は保証致しかねます。
【地上部が出ていない時期は３０〜６０サイズで御届け出来る場合もあります。】
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地上部が採取される場合がありますが、所有地の元々の資源量が豊富で
育成も順調なので特に問題は有りません。
【近年の状況】 充分な在庫があります。
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百科事典で調べる⇒ ゼンテイカ
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