内容量：１本 、規格：樹高＝５〜１５ｃｍ程度
お届け時期：４月中旬〜在庫切れ迄。
生産地：北海道、農薬・化学肥料は使用しておりません。
【○槲、×檞、×;柏】
北海道、本州、四国、九州の山地帯上部に分布するブナ科コナラ属の雌雄同株の落葉高木（樹高１５〜２０ｍ程）です。
この木は英名・漢名共に間違えられてしまいました。
柏＝コノテガシワは中国産の針葉樹で、檞は漢字が似ている為に誤って使われています。
柏餅を包んでいるのがこの木の葉で、かなり有名な筈なのですが・・・
槲の葉にはテルペン系の成分が入っていて、食物を腐りにくくする殺菌効果を利用する知恵を昔の人は知っていた様です。
欧州ではカシワやその仲間のコナラ・ミズナラはオークと呼ばれ、最良の家具材、建材として評価されています。
イギリスでは樹木の王様とまで呼ばれていますが、日本では薪炭材・椎茸原木としての用途が大半の様で本来の評価を受けていません。
オークが「樫」と誤訳され定着した事をこの木はどう思っているのでしょうか？
（※３種の中ではカシワが最もオークに近いそうですが、木材としての資質はミズナラの方が優れています。）
カシワのどんぐり「堅菓（けんか）」は、長さ1.5〜2.0cm、直径は1.5ｃｍ程の卵形をしていて、帽子「殻斗（かくと）」はもじゃもじゃのカツラの様です。
他の木と比べると根はとても良く発達おり、幼い内は樹高の1/2以上も地中深く根を伸ばしている事もあります。
この性質を活かし、法面安定用に植樹して利用されています。
【ご注意】
北海道〜九州に自然分布する樹種ですが、栽培地に対する適正は保証致しかねます。
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小苗の実生・育成は順調ですが、樹高＝0.5ｍ以上のサイズが不足しています。
【近年の状況】 樹高＝0.5ｍ以上のサイズが慢性的に在庫不足です。
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百科事典で調べる⇒ ミズナラ（水楢） カシワ（槲） コナラ（小楢）
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