内容量:20本 規格:特になし。
お届け時期:4月上旬〜積雪迄。
生産地:北海道、農薬・化学肥料は使用していません。
【山時誇】
ヤマトキホコリは、北海道〜九州に自然分布するイラクサ科ウワバミソウ属の多年性植物です。
日陰の澤地や湿った樹間林床下に茂っている事が多く、「山に時に誇る(繁る)」のでこの名が付きました。
根は地表又は浅い地下を分岐しながら縦横に這い、お互いに絡み合って一体になっています。
雌雄同株の植物でウワバミソウのようにムカゴによる繁殖はしません。
単にミズ・ミズナと呼ばれる事もありますが、同じウワバミソウ族のウワバミソウやイラクサ科ミズ属のミズ【水】と区別して、ミズ→ミズ、ウワバミソウ→赤ミズ、ヤマトキホコリ→青ミズと呼ぶのが一般的なようです。
ほとんどの山菜が、春先の僅かな期間に採取時期が限られるなか春から夏の終わりまでと採取時期が長く年2〜3回の収穫が可能なミズ類はとても貴重な存在です。
固まって生えているので比較的見つけ易く採取も容易なので、さっぱりとしたシャキシャキ感のある瑞々しさと相まって、親しまれている山菜です。
浅漬けや、さっと茹でたものを酢の物、あえもの、おひたし、に利用されます。
【ご注意】
6月下旬頃より30〜40cm程に伸びた茎を採取しますが、伸び次第に若芽を全て採ると根が弱ってしまいます。
3回目以降は収穫量も減るので、採取は年に2度にして下さい。
栽培に適当な日陰がない場合は、寒冷紗を張って80%の遮光(相対照度20%に減光)を行う必要があります。
【地上部が出ていない時期は30サイズで御届け出来る場合もあります。】
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北海道ではあまり知られていない山菜です。
人的要因による資源の減少はほとんど見られません。
株分けによる育成を行っていますが、少し追いついていません。
【近年の状況】 在庫はやや不足していますが、改善の見込みです。
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